1951-06-02 第10回国会 参議院 内閣委員会 第34号
それから北海道民諸君はよく口を開けば搾取的植民政策をやつているというようなことを一概に申しますが、そういうようなことがあつてはけしからんという立場で私もいつも臨んでおります。
それから北海道民諸君はよく口を開けば搾取的植民政策をやつているというようなことを一概に申しますが、そういうようなことがあつてはけしからんという立場で私もいつも臨んでおります。
これは北海道は内地に比べて規模が小さいのにやるのではないかという御説もございますが、これは木下さんのよく御承知の通り、北海道の道民諸君の担税力から見て、やはり内地並みの大きな事業でありますから、北海道というものは大体国がやるのはけしからんとあなたがおつしやりましたが、あなたがおつしやるそういう見地から見れば、北海道民諸君の担税力から見れば、あれは国でやるべき大事業なんです。
併し実行できなかつたならば公共の福祉とあべこべなんでありまして、北海道民諸君の福祉を思う私といたしましては、もう良心から考えて今年のようにこんなに予算を使うときは、どうしたつて立派な技術陣を充実整備しなければならない、北海道だけで育つた技術陣だけではすでに木下さん御承知の通り大体内地とは余り交流はございません。あれだけでは私どもは不安でございます。
要するに先ほど小笠原君からおつしやつた通り、北海道民諸君の要望は、うんと金を中央からおろせ、或いは機構がどうなるやら、何やらちよつと看板が変るだけでありまして、而も知事の指揮監督ということをちよつと移すだけでありまして、御厄介になりましたが、今後は我々が国会に対して責任を負い得る態勢で、八千万国民の皆さんの出して下すつた納税もあるから立派に使いたい、これだけなのでありまして、農民を含む道民諸君は金をうんとおろして
その次に、しからばどんな方法で北海道民諸君の意思や希望を尊重するか。もとより北海道会の動向等も、われわれはよく勉強いたしておりますが、十分に尊重して参りたいと思つておる次第であります。
これはきわめて明瞭であり、北海道民諸君も認めておりますればこそ、開発費を飛躍的に増額せよという要求が北海道選出の代表者の皆さんからある次第であります。そこでいろいろの企業といい事か、これに特殊現象がございます。たとえば内地では府県道の建設なり改修という仕事は自治事務であります。ところが北海道の地方費道というのは全額国庫ですから、地方費道といいながら直轄事業であります。